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 Vol.1

普段、何気なく使っているものたち。
どんな風に作られているのか、
なかなか知る機会は少ないものです。

JOOLIEの場合
例えばこんなカンジです。


小さなパーツひとつひとつも
色々な行程を経て 完成に近付きます。

ヌキ型と呼ばれる 鉄製の型が
小さなパーツごとに作られます。
それらを使い、ガツンと革を抜きます。
大きなパーツの場合は機械を使います。

さらに もっともっと大きな 例えば
ボディー部分などの裁断の際にはヌキ型
ではなく「包丁」と呼ばれる道具で
1枚づつ裁断をしてゆきます。

縫い込む箇所により、部分的に
革を0.1mm単位で厚み調整します。
「革漉き」と呼ばれる この行程は
美しい仕上がりの為に 最も重要な
行程の一つと言えます。

大きなローラー状の刃が高速回転し、
使い慣れるまでは、指を添えるのが
ためらわれる位、恐ろしく感じます。。

表裏それぞれに
大きさと厚みを調整した革を
天然ゴム樹脂で張り合わせ
ローラーでしっかりと密着。
この時点で出来上がりの型が
ほぼ見えてきます。

でも まだここまでで行程の半分。

まだ様々な作業が
このあとに続きます。



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